テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

症状

肘の外側の痛み:物を握る時、物を持ち上げる動作で痛みが生じます。
手首や指の力が入りにくい:手首を反らせる動作で痛み強くなります。
持続する鈍痛:肘を動かさなくても鈍い痛みが続くこともあります。

診断

Thomsen Test:肘を伸ばしたまま手関節を背屈させ、疼痛の確認。
Chair Test:肘を伸ばしたまま、椅子を持ち上げ、疼痛を確認。
Middle Finger Extension Test肘を伸ばしたまま、押さえた中指を伸ばして、疼痛を確認。

治療

安静:手首や肘の使い過ぎを避け、患部を休ませます。
冷却・温熱療法:急性期には冷やして炎症を抑え、慢性期には温めて血行を促進します。
サポーター:サポーターにより動作中の負担を軽減させます。
ブロック注射:炎症を抑えるため局所麻酔薬やステロイド剤を注射することがあります。

疾患

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