ピロリ菌

検査方法

①迅速ウレアーゼ試験
・内視鏡で胃の組織を採取
・ピロリ菌がもつウレアーゼという酵素と試薬を反応させ判定

②血中抗体検査
・血液を採取し、抗体の有無を確認

③便中抗体検査
・便を採取し、抗体の有無を確認

④尿中抗体検査
・尿を採取し、抗体の有無を確認

⑤尿素呼気試験
・空腹の状態で呼気を採取
・ユービット錠を内服し、胃の中のピロリ菌と反応させる
・再度、呼気を採取し検査機で調べる

除菌方法

基本的には抗生剤2種類と胃薬1種類を1週間内服します。しかし、1週間内服しても除菌できない場合は抗生剤の種類を変更し、もう1週間内服します。

①1次除菌(除菌率75%)
⇒胃薬(プロトンポンプ阻害剤)+クラリスロマイシン+アモキシシリン

②2次除菌(除菌率90%、1次除菌が失敗した方が2次除菌を実施)
⇒胃薬(プロトンポンプ阻害剤)+メトロニダゾール+アモキシシリン

前の記事

胃カメラ

次の記事

便潜血検査