レントゲンと被ばく線量
被ばく線量の比較
私たちは生活の中で、放射線を受ける機会が2つあります。1つ目は、空気や宇宙から受ける自然放射線です。これは1年間で2.4mSv程度です。2つ目は、レントゲンやCT検査による放射線です。撮影部位や検査内容により放射線量は異なりますが、検診の胸部レントゲンは1回で0.05mSv程度と言われています。身体に影響が出る線量は、1回の放射線量が100mSvや200mSvと様々な記載があります。放射線治療のような特殊な状況を除き、1回でこれほどの量を被ばくすることはありません。下記に参考値を記載致します。
項目 | 線量 |
胸部レントゲン | 0.05mSv |
胃バリウム検査 | 25mSv |
CT検査 | 30mSv |
胎児への影響 | 100mSv以上 |
造血機能低下 | 500mSv以上 |
白内障 | 2000mSv以上 |
永久不妊 | 2500mSv以上 |