PL顆粒とSG顆粒
概要
PL顆粒やSG顆粒は総合感冒薬と呼ばれ、風邪症状に対する合剤の医薬品です。解熱剤・鎮痛剤・鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤などが配合されています。
PL顆粒
一般的に使用される総合感冒薬(かぜ薬)です。4種類の成分を含んでおり、それぞれの特徴を解説します。
①サリチルアミド:NSAIDsの1種であり、腫れや痛みを和らげます。
②アセトアミノフェン:熱を下げたり、痛みを和らげます。
③プロメタジンメチレンジサリチル酸:鼻炎症状を和らげます。
④カフェイン:眠気を覚ましたり、脳血管を収縮させたり、鎮痛効果を高める役割を有します。
SG顆粒
セデスGの後発品です。4種類の成分を含んでおり、それぞれの特徴を解説します。
①イソプロピルアンチピリン:NSAIDsの1種であり、腫れや痛みを和らげます。
②アセトアミノフェン:熱を下げたり、痛みを和らげます。
③アリルイソプロピルアセチル尿素:弱い鎮静作用があり、鎮痛作用を助けます。
④カフェイン:眠気を覚ましたり、脳血管を収縮させたり、鎮痛効果を高める役割を有します。