効果

①ビタミンB1:乳酸分解による疲労回復効果、代謝増加によるダイエット効果
②ビタミンB3:脳の活性化・循環改善アルコール分解を期待
③ビタミンB6:免疫力増加・口内炎・にきび・皮膚の炎症改善を期待

④ビタミンB12:神経痛・巨赤芽球性貧血・痺れの改善
⑤ビタミンC:抗酸化作用による美肌効果・アンチエイジング

過剰

①ビタミンB1
50mg/kg/day60kgの人で1日3000mg以上)以上摂取すると、頭痛・いらだち・不眠・接触皮膚炎・掻痒感が生じる。点滴中のビタミンB1は多くても、100mg程度。

②ビタミンB3
5mg/kg/day60kgの人で1日300mg以上)以上摂取すると、便秘・下痢・肝障害が生じる。点滴中のビタミンB3は多くても、20mg程度。

③ビタミンB6
4.2mg/kg/day60kgの人で1日250mg以上)以上摂取すると、末梢神経障害・腎結石が生じる。点滴中のビタミンB6は多くても、100mg程度。


④ビタミンB12
2500μg/day以上の摂取をしても健康障害を認めなかった。点滴中のビタミンB12は多くても、1000μg程度。

⑤ビタミンC
⇒健常人では過剰に摂取し、消化管から吸収されても尿中に排泄される。腎機能が低下している場合は下痢・嘔吐の症状が出現する。点滴中のビタミンCは2gのことが多い。

不足

①ビタミンB1:浮腫・倦怠感・痺れ・食欲不振・脚気
②ビタミンB3:発疹・口内炎・下痢・神経障害
③ビタミンB6:皮膚炎・口内炎・舌炎・浮腫
④ビタミンB12:貧血・末梢神経障害・食欲不振・便秘
⑤ビタミンC:出血傾向・シミ増加・免疫力低下

結局どれを選べばいい?

疲労回復・冷え性予防・二日酔い改善・筋肉疲労改善を希望される方
⇒ビタミンB1

血流改善・胃や腸を整える・二日酔いを早く治したい方脳の活性化を希望される方
⇒ビタミンB3

脂肪肝の予防・アレルギー改善希望される方
⇒ビタミンB6

動脈硬化予防・痺れ改善を希望する方
⇒ビタミンB12

アンチエイジング・シミ予防・美肌を希望される方
⇒ビタミンC